秋の長雨

thiisuke2006-10-06

今日は中秋の名月だそうだ、雨のために月は見えないが日本人は15夜を過ぎても色んな呼び方をしている。毎日新聞の余禄では「中秋の名月、10年に9年は見えず」と江戸時代にいわれていたらしい。秋の長雨、そして台風も多いこの季節どうやら今夜はその二つが重なって、お月見が楽しめない地域が多そうだ。だがどうしても月を見たい人は「十六夜」という美しい名がついた、そしてこの後「立待月」「居待月」「寝待月」「更待月」と、だんだんと遅くなる月の出を待つしかない、今の時代のんびりと月を愛でている余裕も無いほど社会が乱れている世界も日本も、江戸時代のように月を眺めながら1句、俳句なり川柳をひねるくらいの平穏な時代にならないか。