人の終わり方

日本人は年間何人死んでいるのか?厚生労働省によると2010年には119万余となっているそうだ、80年代以後の人口動態の変化は、がん死の急増、全死者数の急増という点で目を見張るものがあった。年間の死者数が年毎に増加してきた、高齢化社会の到来と共に、認知症の急増、老老介護孤独死の増加など生きづらさが問題になってきた、これからは団塊の世代が高齢者になり寿命が延びたこともあり死を先送りしてきた、年齢別人口から推測すると20年ごろには150万、30年には170万人が死を迎えることになる、これに対して病院や施設のベット数は不足している、この時期病院で「死」を迎えることが多いから不足するベットをどうするかの問題があるその為の在宅ケアに頼らなければならないからホスピスの普及と在宅ケアの質の向上をはかろうと研究している団体が各地で活動をしています。
毎日新聞掲載の柳田邦男)より抜粋しました。
人間誰しも『死』を迎えるから心してこの問題に関心をもたないと。